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2006年2月16日

『テレポート山陰』に「どこでもバスブック」シリーズ

『どこでもバスブック松江』5号の表紙の画像

このところ,地元のニュース映像に私がデザインした「殿町オトノマチ」のチラシ(厳密に言えば,その多くは主催者が自前の設備で拡大コピーしたもの)がたびたび登場しましたが,今日はBSS『テレポート山陰』で,「どこでもバスブック」シリーズの特輯を組んでいました.

表紙のデザインを担当した「松江」5号(2005)のほか,近日発売の「松江」6号の表紙見本,さらに現在準備している「島根旅案内」の表紙見本と本文デザイン案まで,大きく映し出されてビックリしました(笑).「いやん,はずかしわ~ん」な気分です(ナンノコッチャ).

「島根旅案内」は,番組で紹介していた通り,島根県内全域の観光地を,公共交通によるアクセス方法とあわせて紹介する1冊です.私は表紙のほか,「どこでもバスブック」シリーズでは初めて,本文のデザインも担当します.表紙は画面に登場したものが,ほぼそのまま使われることになりそうです.本文のデザインもほぼ固まっていますが,最終的には観光地紹介ごとに写真が1点ずつ入ります.文字と地図だけの本にはなりませんので,『テレポート山陰』を御覧になったみなさんは御安心のほどを(笑).

ちなみに「島根旅案内」という名称は,デザイン案を練るに当たって私がつけた仮題でしたが,ここまで大きく取り上げられた以上は,正式採用になりそうですね.私はテクストからデザインを発想することが多いため,必要に応じて仮のタイトルやコピーを自分で考えます.デザインのテーマを咀嚼するには,コピーを書くことが有効な手段になるのではないかと思います.中には思わぬ御褒美で,「春の夜の夢」(「春の夜の夢:薩摩琵琶と朗読の夕べ」2005)や「体で感じる能の世界」(「松江・能を知る集い」2004,2005)のように,仮のつもりで書いたものが,そのまま世に出たことも過去にありました.さて今回はどうなりますやら.

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