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2008年5月 2日

出雲大社の本殿が59年ぶりに一般公開なので行ってみる

出雲大社では,このほど60年に1度の遷宮のため,御神体が本殿から仮本殿(拝殿)に遷されましたが,そうして現在はいわば「留守宅」になってる本殿が,特別に一般公開されています.行ってきました.

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着いたときには仮本殿(拝殿)の脇で,石見神楽を奉納中.益田市美都町からやってきた丸茂神楽の「鍾馗(しょうき)」.

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仮本殿(拝殿)には立派な扉ができて御簾も下り,「仮」でありながら,いかにも本殿らしい体裁に.

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連休を避けて出かけたとは言っても,それなりに人は押し寄せていました.30分は行列して待ちました.最後の公開期間が8月に予定されていますが,そのころ行ったらエラいことになりそう(アタシャたぶん倒れます).

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「留守宅」でも本殿ということか,服装もそれなりにしなければいけない模様.実際,係の人に止められて,列に並べなかった人たちもいました.

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日付入りの拝観記念証とパンフレット.記念証の図版は,本殿の天井画「八雲之図」の写し.

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本殿へ通じる八足門から先は写真撮影不可ということで,この写真は瑞垣の外から撮影.本殿を囲む縁に並ぶ大勢の人々と比べると,この社殿の大きさがよくわかります.本殿の高さは,屋根の上で×の形に組まれた千木を含めて約24mといいます.

今でこそ,高層のコンクリート建築がそのあたりにゴロゴロしていますから,この程度の規模の建物なんて,珍しくもナンともないようにな気もしますが,木造建築,神社建築の範疇でとらえると,やっぱりバカデカい.本殿の扉に続く階段の下から見上げると,天に向かってそびえ立っているような印象を持ちました.

そして,本殿を囲む玉垣と瑞垣という二重の垣と本殿との距離感.普段は神職など限られた人々しか出入りがないと思われる空間がたっぷりとられて,本殿を取り巻く環境が静けさを保っている様子を確かめることができました.PAを通していた瑞垣の外の神楽の音はよく届きましたが,雑踏はほとんど遮断されていました.

神体が本殿にある常の姿ならば,本殿を取り巻く環境は,一段と静謐に保たれていることでしょうが,そのように想像させるには充分な機会でした.

縁を1周して,扉と蔀(しとみ)戸を開け放った本殿正面の縁に座り,神職さんの解説を聴きました.天井画の「八雲之図」もここから見ました.「八雲之図」は,現在の本殿が延享元年(1744)に造替されて以来,手が加えられることなく今日に至っているとの説明がありましたが,260年の歳月を感じさせないほどの極彩色で描かれていました.

現在の公開期間は6日(火)まで,その後,5月13日(火)--18日(日),8月1日(金)--17日(日)にも公開されるそうです.今月中にせめてもう1回,行きたいところですが,どうなりますやら.

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コメント

きのうはさんくす^^

俺、まだいってないぞ。
アテンドよろしう^^