熊本駅
8月8日。特急と新幹線を乗り継いで7時間、熊本に到着しました。
1891(明治24)年11月、小泉八雲が第五高等学校に着任した際も、この年の7月に開業したばかりの鉄道で熊本駅(当時春日駅)に降り立ったそうです。
この夏熊本駅では、九州新幹線の延伸に備えた工事が進んでいました。プラットフォームや駅舎の周囲が工事用のフェンスで覆われ、博多以南の鹿児島本線の車窓からも、新幹線の高架が間近に見えました。
西洋風の時計台を現代的にアレンジしたかのような駅舎の外観ですが、時計のある4階部分の窓の向こうは青空。おそらく、もともと四角四面の国鉄風ターミナルビルだった建物に、分割民営化後にオシャレなファサードを継ぎ足したのではないかと思います。
国鉄時代の駅名標が健在でした。鹿児島本線の他の駅でも、よく見かけました。