三原研 陶展:日本陶磁協会賞受賞記念展
タヌキにゅーすでの紹介が遅くなってしまいましたが,今日から始まった陶藝家・三原研さんの個展のDMをデザインしました.
- 日時
- 2008(平成20)年09月11日(木)--17日(水)10:00-19:00(最終日は17:00まで)
- 会場
- 一畑百貨店松江店 5階 美術サロン(島根県松江市朝日町661)
- 問い合わせ先
- 一畑百貨店松江店 美術サロン
電話:0852-55-2523
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タヌキにゅーすでの紹介が遅くなってしまいましたが,今日から始まった陶藝家・三原研さんの個展のDMをデザインしました.
小泉八雲にちなむガイドつきツアーのチラシをデザインしました.
小泉八雲が松江に取材した怪談ゆかりの地を,よりによって夜に巡ってみようという面白い旅行プランです.とはいえ,別に肝試しをしようというわけではないのです(笑).
闇をみつめることは自らの五感力を磨くことにもなり、灯りの溢れた現代社会に暮らす私たちには、とても新鮮なものになるでしょう。(チラシより)
視覚をさえぎる夜の闇の中,聴覚や嗅覚など,視覚以外の感覚をはたらかせることで,八雲が出会った明治期の松江を,あるいは,左目を失明し,右目も極度の近眼だった八雲の五感を,追体験する機会.......八雲と松江に親しむための新しい切り口が盛り込まれています.
近年,夏休みに松江で開催されている子ども塾「スーパーヘルンさん講座」が,八雲を通じて「五感力」を伝えるという実践を続けていて,子ども塾の塾長でもある八雲の曾孫・小泉凡さんの講演や著作にもしばしば言及されるところですが,今回のツアーのプランは,子ども塾での試みを,より広い年代層にも提供するものではないかと思います.
そういう企画ですから,デザイン上もこわ〜い感じは追求せず,あくまで夜のツアーであることを意識しての漆黒の闇.もっとも,文字や図が多いため,ずいぶんにぎやかなことになっていますが(汗).次の機会があったら,A4判より大きい判型にしようかな.
訪問先は「ギリギリ井戸」の松江城,「人食い大亀」の月照寺,「芸者松風の幽霊」の清光院,「水飴で子どもを育てた幽霊」の大雄寺.
なお,2種類用意されているコースのうち,「へるんコース」には,小泉凡さんの講演と,郷土料理の食事がついてきます.
夕方に集合してその夜のうちに現地解散するというものですから,遠方から泊まりがけで参加する人は,ツアーの前後に自分でスケジュールを組んで,旧居や記念館など,そのほかの八雲ゆかりの地や展示施設を訪ねることもできるでしょう.地元の人にとっても,低価格で日帰りができるという点で,参加しやすいのではないかと思います.
これまたタヌキにゅーすではおなじみの槻宅聡さん(能楽森田流笛方)出演,能の技法を採り入れた,小泉八雲と夏目漱石のテクストによる朗読劇のチラシをデザインしました.御紹介しましょう.
出演者のおひとり,安田登さんの著書『日本語を生かすメリハリ読み!』附属のCDに,今回の顔ぶれにウードが加わった漱石『吾輩は猫である』の「餅の段」(「猫がお雑煮を食べて踊を踊っている」あれです)が収録されています.聴いてみたら立派な狂言でした(笑).動物が食べ物の誘惑と葛藤するのは『釣狐』という狂言を連想させるところもあり(『釣狐』にただよう悲愴感はまるでありませんが),猫が雑煮に食いついてからの笛は狂言のアシラヒ笛ですし.去る12日(土)島根県民会館の能楽基礎講座での槻宅さんのお話によると,その前日が東京で今回とほぼ同じ内容の公演だったとのことで,「餅の段」を上演したところ,舞台上の安田さんもお客さんと一緒になって笑い出してしまったそうです.
2006年の「松江・能を知る集い」が,まさに今回の出演者勢ぞろいでの実演と体験の場であり,島根県内各地でのワークショップでも上演されてきましたから,半ばこの土地でも育ってきた演目であり,上演形態であると言えます.ワークショップから切り離して独立した公演としては,松江では初めての登場です.小泉八雲の作品は私もまだ聴いていませんので,どのように料理されて出てくるか楽しみにしています.
チラシに登場する百合の花は,漱石『夢十夜』の「第一夜」にちなんで.
タヌキぼーやがかかわる催し物の情報を立て続けにお届けしておりますタヌキにゅーす(笑).ネタが集まるときは集まるもので,もう1,2回分けることになりそうですが(汗).
そんなワケで今日もさっそく.
タヌキにゅーす読者にゃすっかりおなじみ,出雲ビル3階のSTORE ROOMで初めての展示会.ふむふむ,テーブルの上に海と太陽を広げた展示会
だって.夏休みって感じだニャ.タヌキぼーやもこんなの↓デザインしてお手伝い.
連休の催し物を,とどめにもうひとつ(笑).しまね子どもをたばこから守る会の研修会です.申込締切は過ぎていますが,興味をお持ちの方は参加可能かどうか,主催者へのお問い合わせをおすすめします.
チラシのデザイン↓やってます.
『ONCE ダブリンの街角で』を含む,一連の北京オリンピック アイルランド陸上選手団応援企画のチラシもありますです,ハイ.すでに終了した催しもありますので,今後開催されるものをあわせて紹介します.
北京オリンピックに出場するアイルランド陸上選手団が、松江市で事前合宿を行うこ の夏、アイルランドをより身近に感じることができるさまざまなイベントを開催します。
ダブリンを舞台にミュージシャンの男女の恋を描いた『ONCE ダブリンの街角で』(ジョン・カーニー監督、2006年)を鑑賞。伝統音楽、紛争、悲しい歴史といった従来のイメージに頼らず映像化された、新しいアイルランドの姿に出会えます。
詳しくは別掲の記事をご覧下さい。
アイルランド音楽を代表する管楽器のひとつ「ティン・ホイッスル」の演奏と、2―4人の組になって比較的簡単なステップを繰り返すアイルランドのダンス「ケーリーダンス」を、実際に体験してみましょう。
京都のアイリッシュ・バー & レストラン「マクラクランズ」のシェフが腕によりをかけて料理する、アイルランドの味をお楽しみください。
※お酒を召し上がる方は、公共交通機関をご利用ください。
参加申込は先着順で受け付けます
『ひめゆり』に続いてもうひとつ,『ひめゆり』翌日に開催される映画上映会の御案内を山陰日本相撲協会......じゃなくて(ただいま名古屋場所中),山陰日本アイルランド協会から.こちらはワタクシがチラシをデザインしましたです.このチラシ,B5判で作ったんですが,A4判の紙に原寸でコピー機印刷されて出回ってしまいまして,外周の余白がやたらに空いてますが(笑),ほんとは↓な感じのものです.
ダブリンを舞台にミュージシャンの男女の恋を描いた『ONCE ダブリンの街角で』(ジョン・カーニー監督、2006年)を鑑賞。伝統音楽、紛争、悲しい歴史といった従来のイメージに頼らず映像化された、新しいアイルランドの姿に出会えます。
伝統音楽、紛争、悲しい歴史といった従来のイメージに全く頼らずに描かれた新しいアイルランド像―豊かになった今だからこそできた、しかし決して気負いのない美しいラブストーリー。監督・脚本:ジョン・カーニー。出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ。2006年/アイルランド映画/87分。2008年アカデミー賞歌曲賞「 Falling Slowly」、2007年サンダンス映画祭ワールドシネマ部門観客賞、2007年ダブリン国際映画祭観客賞
「独学でデザイナーになってみたという話」が半年以上止まってた......(滝のよーな汗).待っててくれてた人,ごめんナノダ.
次回は「雑誌編輯の延長線上で」を予定してます.3回目にしてやっとデザインのデの字が出てくるはずです.
さーて,今度の土日は,タヌキぼーやがデザインさせてもろたモノが,松江市内あちこち出回るんで,まとめてごあんなーい.もーちょい早く載せぇよって話だけど(汗).
去年今年と,プラバホールのパイプオルガン演奏会の会場演出を,トコロドコロお手伝いしているのですが,今回カタチになってるトコでは,ホワイエの特設カフェ「Café de l'Orgue」のロゴなんぞを.
槻宅聡さん(能楽森田流笛方/安来市出身)による島根県民会館での講座が今年も開催.広告デザインも昨年に引き続き石川陽春が担当しています.
石川陽春も会員として参加している「しまね子どもをたばこから守る会」も出展.5月に市販が始まったニコチンパッチの使い方や禁煙外来等を紹介する禁煙支援活動,専門医による喫煙に関する無料相談会,資料展示ほか.
会独自に製作したイエローカードも配布しますので,受動喫煙対策をしていない施設に対して,警告の意志をあらわすために御活用下さい.ここに挙げた画像はこれまでのカードですが,今回配布分からちょこっとマイナー・チェンジします.また,私が新たにデザインした入会案内も配布される予定です.
山陰の能・狂言を見に行く会のサイトでも紹介しましたように,島根県民会館の「能楽基礎講座」が昨年に引き続き開催されます.
昨年,すべての回を通して出席して興味深かったのが,まだ能を見たことがないという受講者が多かったこと.東京や関西のようにいつでもどこかで能が見られるわけではない土地柄にもよるのだと思いますが,能に対して何らかの興味・関心を持っている人は,決して少なくはないと実感しました.今回も,そうしたこれから能を初めて見る人たちに向けての話題の提供が,多くあろうかと思います.
また,謡曲を声に出して読む機会は,昨年も少しありましたが,今回はより拡充されています.謡曲は,必ずしも謡の技術を持たなければ楽しめないようなものではなく,素読や黙読するだけでも,あるいは耳で聴くだけでも味わいがありますから,個人的にはいずれ「能楽基礎講座」か「松江・能を知る集い」でやって欲しいと希望していたところです.こちらも楽しみにするとしましょう.
なお,広告デザインも昨年と同様,ワタクシ石川陽春が担当しました.どーぞよろしく(ナニを?).デザインワークスのサイトには,これから載せます(汗).ちょとお待ちを.
島根県芸術文化センター「グラントワ」(益田市)のサイトがリニューアルし,今日の午後に公開されました.デザインを石川陽春が担当しています.
グラントワは,島根県立石見美術館と島根県立いわみ芸術劇場からなる,島根県西部の石見地方における藝術文化の拠点施設です.津和野町出身の作家・軍医で美術批評の分野でも業績をあげた森鴎外にゆかりのある美術品や,吉賀町出身の森英恵の作品を含むファッションのコレクション,大小のホールから,カリン材の赤い床のホワイエ,水盤のある中庭広場までも活用した数々のパフォーミング・アートといった特色のある活動ぶりは,開館当初から私の耳にも聞こえていたところでした.石州瓦と呼ばれる石見地方の赤瓦を,屋根ばかりでなく外壁にまで駆使した,内藤廣設計による建物にも大いに興味がありました(これでも一応,建築史で修士論文まで書いたことがあります).
同じ県内といえども私の住まいからは遠方に当たるため,なかなか訪れる機会はなかったのですが,まさか仕事で縁ができるとは思いませんでした.美術・舞台芸術・建築といった,かねて関心のあるテーマがズラリとそろった得難い機会.サイトの規模に比して短期間の仕事ながら,大いにやりがいがありました.
私がかかわり始めた段階で,サイトの構成は細部にわたるまで検討が進んでいたため,私はそれを具体的な形に仕上げつつ,必要に応じて自分のアイディアを加えていきました.例えば,季刊紙『Grand Toit News』のバックナンバーのPDFファイルをダウンロードできるようにするのは,私が参加する以前に決定していたことですが,ファイルへのリンクに,1面のサムネイル画像や主要記事の見出しを添えることは,私から提案したという具合に.中には,トップ・ペイジや美術館,劇場のペイジで,キャッチとなる3枚の写真を交互に表示させている箇所のように,頼まれもしないのに(笑)盛り込んだものもあります(とはいえ,建物を写真で紹介したいという話は出ていたものですから,その方策として考えたことでもありました.現在はトップ・ペイジ,美術館,劇場で各1組の写真となっていますが,ペイジごとに異なる写真を組み合わせることも可能です.ひょっとしたら,いずれ新しい写真が登場するかも知れません).
話したいことは尽きませんが,まずは気の向くままお目通しのほどを.
今年は搬入から展示初日までの期間が長くて危うく忘れるところでしたが,第32回島根広告賞の作品展示が,今日から始まりました.石川陽春デザインワークスからは,次の3点を出品しています.いずれもサイトで紹介したものですが,まだ実物を御覧になったことがない方は,ぜひこの機会にどーぞ.
(カッコ内は広告主)
タヌキにゅーすでのお知らせが遅くなりましたが,今年も「松江・能を知る集い」のチラシのデザインを担当しました.イラストレイションは,前回に引き続き小西優子さんにお願いしました.
体を動かすことで能の魅力を味わう「松江・能を知る集い」は今年で5年目.今回は,笛と小鼓を通して、能の囃子をじっくり掘り下げる1日です.聴いているだけでは気づかないこと,笛や小鼓の稽古を体験したり実際に道具(楽器)に触れたりして初めて発見できること,きっとあると思います.講師は毎年おなじみの槻宅聡さん(笛方)と,「松江・能を知る集い」初登場の鳥山直也さん(小鼓).
参加応募期限が迫っていますが,まだ定員に余裕があるようですから,今からでも3月最初の日曜日の予定に御検討下さい.ちなみにワタクシ,実行委員のハシクレでございます,ハイ.
島根県出雲地方の簸川平野(出雲平野)の民家に見られる防風林「築地松(ついじまつ)」の剪定職人さんが,趣味の写真とバイク旅行を通じて撮影した島根県内の風景の写真による展覧会が開催されます.案内のポストカードのデザインを石川陽春が担当しました.
游明朝体,游築初号ゴシック,そしてMac OS Xのシステム・フォントに採用されているヒラギノ書体などの書体デザインで知られる字游工房から,「新書体のごあんない」と表に書かれた封書が届きました.
ビニール封筒の裏を返すと……
「游ゴシック体L・H」の書体見本帳です.表紙に書かれた書体名に用いられているのが,「游ゴシック体L」.LとかHとかいうのは,書体のウェイト(太さ)を表していて,LはLight,HはHeavyの意.つまり,游ゴシック体という書体のファミリーの第1弾として,一番細いのと一番太いのを発売する,というのが今回の「新書体のごあんない」.
書体見本帳でもアピールしているように,文字のエッジがほのかに丸みを帯びていて,スタンダードなゴシック体でありながらやわらかな印象があります.今では昔なつかし,電算写植で印刷したゴシック体を連想しました.とりわけ「L」の方に,その表情のよさを感じました.いつか,この書体を導入したくなる仕事に巡り会いたいものです.
2000年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された「建築からグラフィックまで エットレ・ソットサスと仲間たちの軌跡 1980/1999」に行きました.木,石,ガラス,プラスティック……あらゆる素材が,ときにはひとつの色に包まれ,ときには素材そのままの色で,面として切り取られる.それらをさまざまに組み合わせることで生まれた建築空間やプロダクト.大胆にして鮮烈でした.試しに,Googleで「Ettore Sottsass」を画像検索してみるだけでも,素材と色とかたちのマジックの一端がわかると思います.
ちゅーワケで,ひとつ今年もよろしゅーおたのん申しますノダ.
昨年に続いて,年賀状のPDFファイルを用意したノダ.今年は『万葉集』の一番最後に収められてる大伴家持の和歌を載せたノダ.
新しき 年の始めの 初春の 今日ふる雪の いや重け吉事
大伴家持(『万葉集』巻二十)
「新春に雪が降るなんてめでたいニャ,雪が降り積もるよーにいいことも重なるとエエニャ」って歌ナノダ.
iTunesを持ってる人は,Podcast「タヌキすたぢお」のRSSを登録すると,同じPDFファイルがダウンロードできるよーになってるんで,試してみてちょ.
※上記の画像とは若干デザインが異なります.
「iTunes」などのPodcasting対応アプリケイションに下記のバナー画像をドラッグ & ドロップして下さい.更新時に自動でファイルをダウンロードすることができます.
ぼーやなんで,お酒飲まないタヌキぼーやでござい(そーゆー問題だったのか?).お酒のにゅーすはよう書かんノダけど,お酒のCMの話くらいはしまっせ.
とゆーわけで,この先は石ちゃん語を日本語に改めてと…….
えー,ひと月以上前からタヌキにゅーすで取り上げようと思いつつ,危うく忘れるところだったのが,アサヒビールの「あじわい」という新製品のTVのCM.新作の放送が始まりましたから,この機会に紹介をば.
「あ、」というコピーに文字を足して「あじわい」という商品名のロゴタイプが現れるというアレです.こういう動きのある文字による表現を,モーション・タイポグラフィと呼びますが,文字のかたちの遊びと,言葉の遊びが一体となっているという点で,日本語の魅力を引き出したモーション・タイポグラフィの好例だと思います.
商品サイトでもCMが公開されています.
([1]のつづき)
高校の文藝部では,年間4冊の雑誌を作っていました.1冊は印刷所で写真植字+オフセット印刷で仕上げるリッチなものでしたが,残り3冊はワープロで作成した原稿を校内の設備で刷り,製本だけ外部に依頼していました.
前者の写真植字+オフセット印刷の場合,文藝部が長年つきあいのある印刷所の用紙に沿ってレイアウトしました.A5判2段組で,1