iPhone
カネガネ金がねぇとのウワサが絶えなかったタヌキぼーや……じゃなくて(ナンノコッチャ),カネガネ登場するとのウワサが絶えなかった“iPod+携帯電話”と思われる製品が,とーとー発表されましたニャ[CNET JAPAN].その名もズバリ「iPhone」でっか.
林檎屋本舗(Appleとも言う)の英語サイトに,製品の詳しい紹介が出とるノダけど,どーもこれは,“iPod+携帯電話”とゆー視角から注目されるモノじゃないですニャ.むしろ「iPhone」登場の意義は,「携帯電話がその多機能化にふさわしい形態を,ようやく獲得した(かも知れない)」点に求めるべきじゃなかろかと思うノダ.
その象徴的な事件が「ボタンの消滅」.電話機に憶えさせた番号を選択するだけで電話がかけられるよーになっても,メイルのやりとりの役割が重くなっても,常に電話機の表面にあった,電話番号を押すためのボタンが,とーとーなくなったノダ.
代わって表面全体を覆うタッチ・スクリーンの中で,ボタンは必要なときにだけ呼び出すわけね.メイルを書くにも,十数個のボタンから,それ以上に数の多いアルファベットやカナを引っ張り出すまでもなく,タッチ・スクリーンにフル・キーボードを表示させて使えば済むノダ.webブラウジングや動画再生のときにゃ,今までの電話機ではボタンに占拠されてた領域も,スクリーンに割り当てられる……,今どきの携帯電話に求められるたくさんの機能に,柔軟な対応ができるよーになってるノダ.ボタンからタッチ・スクリーンへの移行は,今後他社の電話機にも波及するんじゃなかろかね.
音声・動画再生ができる電話機が珍しくなった今ごろになって,“iPod+携帯電話”と言われたところでどうってこともないノダけど,「ボタンの消滅」に踏み切ってまで広いスクリーンを生み出したのは,電話機としては劃期的ナノダ.もっとも,ディスク容量が4GBと8GBの2種類だから,今や30GBや80GBにまで達したiPodみたいに,音声・動画ファイルをたくさん詰め込むわけにいかない点は,注意すべきナノダけど.
ここまでいくと,携帯電話が多機能化するって感覚でもないかも知れんニャ.むしろPDAとかモバイルPCに電話機能がついてくるってとらえ方がしっくり来るよーな気もするノダ.そーゆー議論はとりあえず置いといても,これからの展開に注目せずにいられない携帯型デヴァイスでございますニャ.
これが日本でも発売されたらね……あたしゃ買っちゃうぞよ.7年間同じ機種のPHSを使い続けたこのタヌキぼーやが,あるいは,「携帯電話/PHSは,通話と電話番号登録とデータ通信ができれば充分」という考えのタヌキぼーやが,はたまた「あれだけの数のボタンでメイルなんて,よう書かんノダ」が持論のタヌキぼーやが,そこまで言うノダから,こりゃまた劃期的じゃなかろかニャ??
以下私信
ちゅーわけで浩子師匠,ワテに携帯メイル書かせたかったら,iPhoneの日本上陸まで待っておくんなまし……って,いつのことナノダ(笑)??