「アイルランド音楽の夕べ」に行く
昨日の午後は松江市内を数箇所回って,「光の道」上映会のチラシを配ってきたノダ.その締めくくりに行ったのが,100回目のオルガン定演があったばかりのプラバホール.「アイルランド音楽の夕べ:幽霊城の主殿」(主催:財団法人松江市国際交流協会ほか)だったノダ.
スタッフからお誘いがあって行ってみたらまー,スタッフにもお客にも,オルガン関係のおなじみさんが,(こないだのオルガンみたいに)予想以上に多いこと.しかもそのほとんどが「春の夜の夢:薩摩琵琶と朗読の夕べ」(石川陽春デザインワークス)の関係者と来たモンだ.ホワイエのアイルランド・フェアにゃ,8月に山陰日本アイルランド協会がアイルランド行ったときの写真も展示してあったけど,ロビーやホワイエでせっせと働いてる,見覚えのある顔多数(笑).ニャンだニャンだ? ちょっとしたオルガン/アイルランド関係者のサロンができてんのかニャ? 日ごろ団体行動に関しちゃ戦力外通告ならぬ“戦力外申告”してるワタクシにゃ(自滅),近ごろ知らんことだらけでビックリが続くノダ.
そんなこんなで,タヌキなのに一匹オオカミなぼーやは,コンサートや能・狂言もひとりで客席に座ることが多いノダけど,今夜はホワイエで“おとなりさん”を発掘.しかも,このホールじゃいつも舞台上のお姿を拝んでるお人ナノダから,客席で御一緒するなんて,これまた珍しいこってすわ.今までじっくりお話したことはなかったノダけど,休憩時間も客席座ったまんまで,さっきの演奏やら,こないだのオルガン定演やら,タヌぼーの作品よく見て下さってるってんでその辺のこととか,話題は豊富でござんした.
さてさて.本日の出演者は“幽霊城の主”(本当らしい)ことショーン・ライアン(ホイッスル)と,松江じゃすっかりおなじみ守安功(フルート,ホイッスル),守安雅子(アイリッシュ・ハープ,コンサーティーナ,スプーンズ)夫妻のトリオ.1,2本の管楽器使って,単音の楽器たぁ思えんほど複雑で,しかも軽快な音を出してくるノダ.タンギングとか運指とか,エラい技術や表現力が要るんだろーけど,聴いてる方はそーゆーことを忘れてノリノリになっちゃうノダ.踊れる音楽ナノダ.ホールの椅子に腰落ち着けて聴いてるのが,モッタイナイくらいだったニャ.
終演後.愉しげなことやってるホワイエをウロチョロ.食料,雑貨,衣類,アクセサリーやらの物産市(販売:HERO)じゃ,オルガン/アイルランドなサロンの面々の手で,ナンダカ帽子のモデルにさせられてましたわ.ニットの長~い帽子で,長~い余ったトコを首に巻いてマフラーになるよーな,あったかくてかわいいのがあったノダ.フトコロ具合があったかけりゃ,間違いなく買ってたぞよ.
アイルランド名物のビールGUINESSの生樽まで登場してたノダ.アイルランド協会の旅行帰り組が,GUINESS本社仕込みの腕前で振る舞ってたノダ.しまいにゃ,カプチーノみたいに絵まで描き出して(笑).これがまたウケてたノダ.写真撮ったノダけど,わかるかニャ?
そんなこんなで,いろいろと愉しい思いして帰ってきたワケでござい.
そーそー.帰り際に聞いたところによると,第100回オルガン定演の出演者に,高校時代のタヌぼーを知ってる御仁があるとか.言われてみりゃ,お名前とプロフィールに書かれた出身地にゃ覚えが……間違いないわ,クラス一緒だったことあるノダ.こーゆーところでお目にかかってたなんて,世の中ビックリすることだらけナノダ~.