大江健三郎賞
「大江健三郎賞」って新しい文学賞ができるんだってさ.
朝日新聞の記事読むと,きわだった特色のある賞にするみたいよ.
ふつー,文学賞って何人かの選考委員がいて,ピンからキリまであるけど賞金も出て,文藝誌とかに選評が載ってコムツカシイこと書かれる(笑)ワケだけど,「大江健三郎賞」は,
- 選考委員
- 大江健三郎(1名).故人じゃなくて現役バリバリ
- 賞金
- なし
- 賞金にかわる特典
- 英訳と外国での出版
- 選評に変わるもの
- 大江健三郎さんと受賞作家との公開対談を雑誌『群像』に掲載
ってことだそーで.
大江さんの“文学年評”を,文学賞のスタイルを借りてやるよーなモノなのかニャ.賞金の代わりに英訳出版ってトコに,作品を世に紹介するって立場がハッキリ出てるよーに思うノダ.
選評代わりの対談ってのも,選考委員が選評出して,受賞作家が「受賞のことば」を書くよーな,既存文学賞の一方通行的なやりとりより,ずっと読み応えありそうナノダ.ときにゃ激しい議論の応酬,なんてことになりゃせんかニャ(笑).どーゆー展開になるか,楽しみな賞ナノダ.