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2005年10月 5日

大江健三郎賞

「大江健三郎賞」って新しい文学賞ができるんだってさ.

朝日新聞の記事読むと,きわだった特色のある賞にするみたいよ.

ふつー,文学賞って何人かの選考委員がいて,ピンからキリまであるけど賞金も出て,文藝誌とかに選評が載ってコムツカシイこと書かれる(笑)ワケだけど,「大江健三郎賞」は,

選考委員
大江健三郎(1名).故人じゃなくて現役バリバリ
賞金
なし
賞金にかわる特典
英訳と外国での出版
選評に変わるもの
大江健三郎さんと受賞作家との公開対談を雑誌『群像』に掲載

ってことだそーで.

大江さんの“文学年評”を,文学賞のスタイルを借りてやるよーなモノなのかニャ.賞金の代わりに英訳出版ってトコに,作品を世に紹介するって立場がハッキリ出てるよーに思うノダ.

選評代わりの対談ってのも,選考委員が選評出して,受賞作家が「受賞のことば」を書くよーな,既存文学賞の一方通行的なやりとりより,ずっと読み応えありそうナノダ.ときにゃ激しい議論の応酬,なんてことになりゃせんかニャ(笑).どーゆー展開になるか,楽しみな賞ナノダ.

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