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2008年1月17日

大餅さん

島根県立古代出雲歴史博物館で14日まで開催してた特集展「出雲地方の正月行事」に,写真と映像で紹介されてたんで,反応してみたノダ.

松江市八雲町の星上山山頂にある星上寺(ほしがみじ)目指して,麓の集落から大きなお餅を2人1組でかついで,数名の同行者と一緒にお供えに行く行事ナノダ.

展示によると,山のぼる前に集落を1周するノダけど,沿道あちこちでお酒進められるモノだから,担ぎ手のおっちゃんたちはだんだん千鳥足になっちゃって(笑).こんなんで無事お寺まで着けるのかニャ?って心配したものの,雨ん中1時間以上かかって山道のぼって,お寺の本堂前にちゃんと到着したノダ.

そーこーするうち,別の地区からもお餅かつぎ御一行さまが,こっちは自動車で乗り込んでくるワケ(ずる〜い??).で,ナゼだかお餅おみこしぶっつけ合い(笑).待ちかまえてた山のぼり組も意外と元気.映像で見てるとなかなかオモロいお祭りでござんした.

ちなみに,松江市秋鹿町の高祖寺奥の院大日堂にも,集落を大餅かついで練り歩いてお餅を供える「おもっつぁん」の行事があって,それも展示に出てたノダけど,「おもっつぁん」の由来とゆーのが星上寺に関係があって.ナンでも,星上寺で博奕に負けた腹いせに,お供えの大餅を盗んで持ち帰ったのが,高祖寺の坊さん……ならまだしも,ニャンと本尊の大日如来(爆)……なんて話が伝わってるらしいノダ.ふたつのお寺の浅からぬつながりを思わせるけど,それにしても博奕の上に盗みを働く大日さんって(ヲイ).

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