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2008年1月15日

游ゴシック体L・H発売

游明朝体,游築初号ゴシック,そしてMac OS Xのシステム・フォントに採用されているヒラギノ書体などの書体デザインで知られる字游工房から,「新書体のごあんない」と表に書かれた封書が届きました.

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ビニール封筒の裏を返すと……

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「游ゴシック体L・H」の書体見本帳です.表紙に書かれた書体名に用いられているのが,「游ゴシック体L」.LとかHとかいうのは,書体のウェイト(太さ)を表していて,LはLight,HはHeavyの意.つまり,游ゴシック体という書体のファミリーの第1弾として,一番細いのと一番太いのを発売する,というのが今回の「新書体のごあんない」.

書体見本帳でもアピールしているように,文字のエッジがほのかに丸みを帯びていて,スタンダードなゴシック体でありながらやわらかな印象があります.今では昔なつかし,電算写植で印刷したゴシック体を連想しました.とりわけ「L」の方に,その表情のよさを感じました.いつか,この書体を導入したくなる仕事に巡り会いたいものです.

游ゴシック体 Std L OpenType
字游工房 (2008/01/15)
游ゴシック体 Std H OpenType
字游工房 (2008/01/15)

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