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2007年12月24日

クリスマスのバロックと言えば

ジングルベルから山下達郎まで,クリスマス・ソングを聴かない日はない今日コノゴロ.

バロック好きのタヌぼーアンテナがよく受信するのは,ヘンデルのいわゆる「ハレルヤ・コーラス」.あのハレルヤ10連発ね(そんな覚え方すんなって?).

今年はナゼだかラジオでよく聴くノダ.で,とーとー昨日は,NHK-FMの『20世紀の名演奏』で,トマス・ビーチャム指揮で1959年録音だというヘンデルのオラトリオ「メサイア(救世主)」(HWV56)第1部から第3部までを,放送時間1時間57分ほぼいっぱい使って抜萃で取り上げてて(ってこたぁ,全演奏時間って何時間何分なのよ??).そしたら第2部の後半で出てきた出てきた,ハレルヤ10連発(だからその言い方どーなのよ??).

でも,「ハレルヤ・コーラス」だけ取り出して聴くのと,「メサイア」第1部,第2部……と順を追ってハレルヤ10連発(だからその呼び方やめいっちゅーに)にたどり着くのとは,だいぶ印象が違うニャ.「ハレルヤ・コーラス」だけだと,いきなりものすんごいパワーが押し寄せてくるって感じだけど,通して聴いたら(抜萃だけど),「ハレルヤ・コーラス」に行く着くときにゃ,体に音楽が染み渡ってるから,すんなり受け入れられちゃって,一体感があるノダ.ベートーヴェンの第九を合唱だけ聴くのと,第1楽章から聴くのとの違いに似てるカモ?

NHK-FMで毎日6:00から放送してる『バロックの森』は,クリスマスの明日から3日間,バッハの「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)を第3部まで,毎日1部ずつ取り上げるそーな.番組サイトの解説によると,この曲の初演時(1734年)も,第3部までは25日からの3日間で1部ずつ演奏したんだとか.これになぞらえた放送ってワケなのね.こりゃまたオモシロい趣向ナノダ.「クリスマス・オラトリオ」って,ある程度まとまった形じゃ,もしかしたら初めて聴くのカモ.どんな感じの曲なんだろニャ.

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