出雲そばの拍子木食い
そばどころ出雲の国より発信しておりますタヌキにゅーす.
……ナニあらたまってんかって(笑)??
ゆんべの『NHKアーカイブス』で,『日本の伝統』の「そば」の回(1964)放送してたでしょ.われらが出雲もバッチリ出てたノダ.
松江の人はどんな風にそばを愉しんでるかって視点での取り上げ方だったニャ.
中でもビックリしたのは「拍子木食い」.割子そばを盛った角形の器を,左右の手にひとつずつ手にして口に近づけ,拍子木みたいにカチカチ打ってそばを口の方に寄せながら,箸を使わんで食べるってな,「んなアホな」って言いたくなる食べ方ナノダ(笑).そば好きぼーやだけど,こんなの見たことも聞いたこともなかったぞよ.でもGoogleで「拍子木食い」を検索したら,ちょこっと出てきたノダ.
ま,タヌぼーが見たことないってのは当然と言やぁ当然で.今の割子そばの器は,丸形って相場が決まってるから,「拍子木食い」なんてとてもできんと思うノダ.あーやって「拍子木食い」の映像が残ってるってことは,40年前はまだ角形が健在だったのかニャ? ある老舗のそば屋さんにゃ,明治期に使われてた角形の器ってのが展示してあるノダけどね.