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2007年10月24日

桜江古文書を現代に活かす会

江津市桜江町大貫の旧家・中村家の古文書を地域づくりに生かそうということで,「桜江古文書を現代に活かす会」ができたとか.

いやー,御当主・中村久左衛門先生は80歳ですか.お元気そうで.これでも島根大学の歴史部屋に大学院までいたワタクシ,アルバイトでやってた古文書の調査で,中村家に何度かおじゃましたのです.その節は大変お世話になりました(私信).

中村家は,石見銀山を預かる大森代官支配の幕府直轄領内にある村役人の家で,銀山関係の主に江戸時代の史料もいろいろ所蔵しているらしく,12月に会で講演するという石見銀山資料館の仲野義文さんも調査にいらっしゃってました(当時,山陰中央新報の記事が出たはずです).ワタクシは,句会の記録や謡曲の本など,江戸時代の豪農/村役人層の文化水準を物語る史料に興味を持ったものでした.

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