安来市加納美術館で今日から「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」…10/24まで

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安来市加納美術館ポスター

広告、図録、展示グラフィックのデザインを担当してる「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」は、今日から巡回3館目、ワタクシの地元出雲の国は安来市加納美術館(島根県安来市)で展示がはじまったノダ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安来市加納美術館 チラシ オモテ面
「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安来市加納美術館 チラシ ウラ面

各館の展示作品にあわせて、チラシごとに使用図版が異なるウラ面。加納美術館の活動の柱のひとつになってる「平和」にちなんで、被爆者・被爆地に取材した『ヒロシマ』(1958年)に光をあててるノダ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安来市加納美術館チケット

チケット恒例、《若い看護婦》分身の術(いやあのね)は、安曇野3人、直方4人に対して、ここではは分身せずおひとりさまで八面六臂のお働き。

駅から離れた会場なんで、ドライヴや路線バス乗り継ぎ旅をたのしみつつ、のんびり出かけてみておくれやす〜

土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-

夏は炭坑で栄えた直方へ…「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」直方谷尾美術館ポスター

デザイン担当してる「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」は、安曇野市立豊科近代美術館の会期が終わって、今日から直方谷尾美術館(福岡県直方市)で展示がはじまったノダ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」直方谷尾美術館チラシ オモテ面
「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」直方谷尾美術館チラシ ウラ面

各館の展示作品にあわせて、チラシごとに使用図版が異なるウラ面。直方谷尾美術館のチラシは、炭坑で栄えた筑豊地方に取材した『筑豊のこどもたち』(1960年)の作品がのってるノダ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」直方谷尾美術館チケット

《若い看護婦》分身の術(ヲイ)は、安曇野から1人ふえて4人に。

直方は、水戸岡鋭治さんデザインの直方駅舎や、駅前に立ってる郷土の大関・魁皇関の銅像を見に行きたいと、カネガネ思ってた街(ホントは木造の旧駅舎も見たかったけど、ザンネンながら現存せず)。こんな世の中じゃなかったら、夏休み研修旅行ってコトにして、この機会にまよわず出かけるノダけどニャ(ノД`) 今んトコ二の足を踏んでるノダ。

土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-

全国4館を巡回「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館ポスター

こないだ「あっさりした生存報告<(_ _)>」の写真にコッソリしのばせてた、モノクロに赤い文字がクッキリなチラシのおはなし。

ことし全国4館を巡回中「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」のデザインを担当してるノダ。ポスター、チラシはモチロン、チケット、図録、展示グラフィックまで、4館分でござい。

1館目の安曇野市立豊科近代美術館が、今週末7/10(日)まで開催ナノダ。展示会場の写真をいただいたんで、それをまじえてごしょーかいするノダ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館チラシ オモテ面

4館共通のメイン・ヴィジュアルは、今のコロナの世の中を連想させる、マスクをつけた従軍看護婦を写した《若い看護婦》(1938年)。当時の宣伝グラフ誌の表紙にもなった作品で、この時代のデザイナーの仕事をちょっぴり追体験する気持ちでデザインしたノダ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館チラシ ウラ面

ウラ面は、各館で展示作品が異なる関係で、各館チラシごとに使用図版が異なることになる予定。市内出身の荻原守衛の彫刻を写した作品群は、安曇野市豊科近代美術館のみで展示されてるノダ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館チケット

《若い看護婦》分身の術(ヲイ)。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館門前の看板
写真提供:安曇野市豊科近代美術館

門前でも《若い看護婦》がお出迎え。文字通り看板むすめだニャ(*´艸`*) 洋館風の装飾がついた看板枠でおめかし(●´∀`●)

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館入口の看板
写真提供:安曇野市豊科近代美術館

建物入口には横長の看板。それにしても山並みと美術館の建物や庭がエエ感じに調和してるニャ♪

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館入口の看板
写真提供:安曇野市豊科近代美術館

入口の看板の図版は『古寺巡礼』より《平等院鳳凰堂夕焼け》(1961年)。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館
写真提供:安曇野市豊科近代美術館

館内ではポスターや関連グッズがお出迎え。ショーケースの一番奥にゃ、展覧会にあわせてデザインした図録が置いてあるニャ。図録のお話はまたあらためて……けっこー売れてるらしくて、実はまだワタクシの手もとにもなく(^_^;)

展示室内の解説のバナーや作品のキャプションもデザイン。ポスターからの流れで、白、黒、赤の3色を基調としたシンプルなモノ。

「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館の展示
写真提供:安曇野市豊科近代美術館
「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館の展示
写真提供:安曇野市豊科近代美術館
「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館の展示
写真提供:安曇野市豊科近代美術館
「土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-」安曇野市豊科近代美術館の展示
写真提供:安曇野市豊科近代美術館

安曇野につづく巡回予定は↓の通り。お近くの方、旅行の予定がある方はゼヒ行ってみてちょ。

土門拳記念館コレクション展 土門拳-肉眼を超えたレンズ-

山陰広告賞2022作品展示に島根県立美術館「生誕100年 回顧展 石本 正」出品

山陰広告賞2022に出品した「生誕100年 回顧展 石本 正」のパネルの一部

2年ぶりに出品した山陰広告賞の作品展示が、今日から14日(月)まで米子市美術館で開催でござい。島根広告賞が山陰広告賞になって3年目、はじめて鳥取県で展示されるノダ。


今回出品したのは、島根県立美術館の企画展「生誕100年 回顧展 石本 正」。
ポスター、チラシから新聞、雑誌、デジタルサイネージまで、作ったモノが多かったんで、B1判パネル6枚使ってまとめたノダ(^_^;) 会場に余裕があれば、全部展示されるハズ。

開場10:00-16:00、入場無料。立ちよったら見つけてやっておくれやす(*^ー゚)

東京・豊洲「秋のケルト市」で「文学の宝庫アイルランド」パネル展

あした10月30日(土)東京の豊洲シビックセンターで開催の「秋のケルト市」で、ワタクシがデザインしたモノもお目見えするそーナノダ(・∀・)

主催するTHE MUSIC PLANTのブログによると、販売のコーナーにゃ、八雲会の新刊『小泉八雲の怪談づくし』(小泉凡監修・解説、渡辺亮画、小泉八雲記念館編集)が並ぶとのこと。

小泉凡さんも来場するそーなんで、ひょっとしてサイン会になるカモ?! この本については、またあらためてしょーかいするノダ。

『小泉八雲の怪談づくし』のカヴァー

そしてパネル展示として、2017年の小泉八雲記念館の企画展「文学の宝庫アイルランド:ハーンと同時代を生きたアイルランドの作家たち」の作家紹介のパネル展示が。

2018年にも福岡のコンサート会場で、記念館の展示用に作ったタペストリーがそのまま使われたことがあるノダ。運搬しやすい作りになってると、こーゆー機会があるモンだニャ(^_-)

「文学の宝庫アイルランド」2017年小泉八雲記念館での展示の様子(同館の許可を得て撮影しています)

松江ゴーストツアー、2021年のチラシは2種類

ことしで14年目、2008年からチラシのデザインでかかわってる松江ゴーストツアーのチラシでござい(・∀・)

ラッピングバスのエンブレムをチラシにも反映

おととしデザインしたゴーストツアーのラッピングバスのエンブレムをチラシでも活用。背景色も黒1色から黒と青のグラデイションに変更したノダ。バスは松江市交通局の広告掲載基準の関係で青が多めだったけど、チラシはもともとの意図に近く黒多めで。

松江ゴーストツアーのチラシ(2021年)
松江ゴーストツアーのチラシ(2021年)
松江ゴーストツアーのラッピングバス(2019年)

学生が語る松江ゴーストツアー

ことしは松江ゴーストツアーのチラシをもー1種類作ってて、こちらは10月開催、島根県立大学の学生さんが案内する企画でござい。

学生が語る松江ゴーストツアーのチラシ(2021年)
学生が語る松江ゴーストツアーのチラシ(2021年)

通常版とは主にエンブレムの配色で区別をつけたノダ。通常版が黒字に白字なのに対して、黄地に黒字にしてるのは、もともと9月の中秋の名月のころにも開催予定が組まれてて、お月さまをヒントにしたからナノダ(●´∀`●)

コロナの影響で10月だけになっちゃったけど、世に出せてよかったノダ。あとはつつがなく実施されますよーに(*´人`*)

小泉八雲記念館のイベントチラシあれこれ

本日9月26日は、へるんさん(小泉八雲、ラフカディオ・ハーン)命日ナノダ。お供え代わりに、この1年でデザインしたへるんさんモノの印刷物をば(-人-)

この1年間でデザインしたへるんさんさん関係の印刷物……まだサイトで紹介してないモノばっかり<(_ _)>

じつはきのうの山陰日本アイルランド協会の主催事業(鶴岡真弓オンライン講演会Duo Toyotaコンサート)もそーナノダけど、このところは新型コロナの影響もあって、印刷に出さず、PDFファイルや画像ファイルで出回るものが少なくなくて、↑にふくまれてないへるんさんものもあるノダ。そんな中から、夏以降にデザインした小泉八雲記念館のイベントチラシをまとめてごしょーかいするノダ。

小泉八雲記念館の夏休みこども(親子)企画(2021年)

カワエエかっぱさんからの連想で見出し書体を考えたノダ。夏を涼しくしたい気持ちの青色をきかせたけど、新型コロナで開催は来年春に延期に(>_<)

じつはこの企画、きょねんの夏からのびのびになってて、きょねんはイラスト違いで↓こんなんでござんした。

小泉八雲記念館の夏休み小学生企画(2020年)

つづいては先日開催された松江の神社めぐり。「案内役の社☆ガールにあわせてかわいくね♥」とのオーダーにより、書体と配色だけでガンバってみた結果(^_^;)が↓

社☆ガールと行く 神々の国の首都の神社めぐり

ここからは10月(ちゅーても直近は次の土日)の催しでござい。

まずは小泉八雲旧居で夜のコンサート2本。共通のタイトル「神々の国への誘い―旧居ニテ八雲ヲ想フ」の字面から、手書き風の楷書体が合うんじゃないかと思って、TA-楷Regularをたぶん初めて使用。

明治・大正時代の足踏みオルガンを奏でる
アイリッシュ・フルート&ギターコンサート

さいごに↓は印刷会社で印刷しましてござい、毎年恒例になった柳家さん喬師匠の小泉八雲記念館寄席。のっけるものは毎年だいたいいっしょなんで、書体、色、レイアウトで変化をつけつづけてるノダ。

柳家さん喬が語る八雲 Vol. 4(2021年)

Duo Toyota コンサート、松江2公演

Duo Toyota オータムコンサート in Matsue(10/10、巨人のシチューハウス松江店)

さいきんデザインした山陰日本アイルランド協会の主催事業のチラシをもーいっちょ。Duo Toyotaのコンサートでござい。レイアウトも配色も書体も、写真にあわせて思いつくままやってみたぞよ。ほんわかしてるニャ(●´∀`●)

前日の小泉八雲旧居のコンサートも、おんなじ写真でデザインしたけど、そっちは旧居コンサートのシリーズや、主催する小泉八雲記念館のイベントチラシ共通のフォーマットをふまえてあるノダ。

アイリッシュ・フルート&ギターコンサート(10/9、小泉八雲旧居)

鶴岡真弓オンライン講演会「ケルト・アニメ3部作にみる自然信仰―イェイツ兄弟の芸術と共に」

鶴岡真弓オンライン講演会「ケルト・アニメ3部作にみる自然信仰―イェイツ兄弟の芸術と共に」チラシ

生存報告兼ねて、近作ぼちぼち投稿をば(^_^;)

まずは明日開催、ケルト芸術文化の研究者・鶴岡真弓さんのオンライン講演会のチラシ。ポートレイトの服のあざやかな青色をちょーだいしましてござい。

申込受付は今夜21:00でしめきっちゃうそーなんで、てつづきは今のウチにニャ。

NHK R1『武内陶子のごごカフェ』に、写真集『石の聲を聴け』の須田郡司さん登場

NHKのサイトより

さいきんのお仕事のしょーかいになかなか手が回らない今日コノゴロでござんすが(;´Д`) デザインを担当した写真集『石の聲を聴け』(方丈堂出版)の“石の語り部”須田郡司さんが、6月にNHK BS『美の壺』につづいて、たのしげな番組に本日出演って情報をキャッチしたんで、ギリギリながら急ぎごあんなーい♪

須田郡司さん、本日はR1(ラジオ第1)の『武内陶子のごごカフェ』2時台に出演とのこと。聞き手が当意即妙な進行の武内さんなら、こりゃたのしい放送になりそーだニャ((o(´∀`)o))ワクワク

らじる☆らじる」での1週間聞き逃し配信や、放送内容をテクスト化した「カフェトーク by 読むらじる。」への掲載もあるだろから、生放送でなくても、好きなタイミングで聴いたり読んだりできるハズ。

写真集『石の聲を聴け』(方丈堂出版)に掲載されてる巨石の話題もいっぱい出るだろニャ( ・∀・)

須田郡司さんの写真集『石の聲を聴け』(方丈堂出版)
須田郡司さんの写真集『石の聲を聴け』(方丈堂出版)