イベントチラシやパンフレットなど、いろんな形でかかわってきた石見銀山領33か所巡り関連のおしごと。2023年度は、旧石見銀山領内の4市町で開催されてきた歴史連続講演会のチラシのデザインを担当しましてござい。講演会は年間通して戦国時代がテーマになってるこれまで3回が終わって、2/25の今年度最後の講演会のチラシが出回ってる今日コノゴロ。チラシ4点まとめてごしょーかいするノダ。
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清明の会「語り三語句師—日本人は神様に何を託してきたのか?」…1/27、神戸・湊川神社で
第1回からたびたびチラシやチケットをデザインしてる日本文化舎の主催事業「清明の会」。約1年1か月ぶりの次回公演は1/27(そーいやワタクシのたんじょーびだニャ)、神戸の湊川神社神能殿での「語り三語句師—日本人は神様に何を託してきたのか?」でござい。
2022年10月に京都の能楽堂嘉祥閣で開催された、源平合戦にちなむ演目で聴き比べる催しにつづいて、ひとつのテーマで能の素謡(井上裕久さん)、落語(桂春蝶さん)、講談(旭堂南歩さん)を楽しむ企画の第2弾ナノダ。
演目のひとつ素謡「高砂」の舞台地・高砂の浦が、神戸とおなじ兵庫県の瀬戸内側にあるってことにちなんで、チラシにゃ高砂の浦の風景を、背景のグラデイションと松の文様で表してるノダ。
【11/12追記】3か月連続、清明の会「日本の伝統芸」シリーズの能楽堂公演
日本文化舎の主催事業「清明の会」の「日本の伝統芸」シリーズのうち、能楽堂での公演のデザインを担当してて、今のトコロ3公演のチラシとチケットが世に出ましてござい。デザイン上は、出演者のポートレイトを中心に見せてるシリーズナノダ。
【11/12追記】4公演目「まばゆい:わかものたち」を追加しました。
語り 三語句師:三者三芸
次の土曜日10/5、京都の能楽堂嘉祥閣の「語り 三語句師:三者三芸」は、能の素謡(井上裕久さん)、落語(桂春蝶さん)、講談(旭堂南歩さん)を、源平合戦にちなむ演目で聴き比べる企画。
敷居が高いと思われがちな能楽堂のイメージを払拭したいってことで、ポップなデザインをってオーダーが出たノダ。演目の「船弁慶」「奈須与一」から海を連想して、青色2色に絞り込んだ配色。新聞風に網点を強調したポートレイト。クラシカルからモダンまでさまざまな書体を、大小メリハリのあるサイズで織り交ぜた文字……といった具合に、ワタクシ流のポップをば試みたノダ。
邦楽と能楽の宴
11/6、東京・神楽坂の矢来能楽堂の「邦楽と能楽の宴」は、東京藝樹大学の卒業生と大学院生、4人の若手邦楽演奏家(箏、三味線、尺八)を中心に、邦楽と能の素謡の聴き比べを交えた内容。
「若武者」ってお題をいただいてたトコロ、黒紋付のポートレイトがいっぱい届いた時点ですべてが決まったノダ。黒でキリッと( ・∀・)
日本の音色・大陸の音色
12/4はふたたび京都の能楽堂嘉祥閣で「日本の音色・大陸の音色」。東アジアの箏の聴き比べでござい。日本の箏(岡村愛さん)、韓国の伽耶琴(金明美さん)、中国の古箏(伍芳さん)……と書き並べてると、シルクロードをさかのぼって、弦楽器のルーツをたどる旅に出る気分になるニャ(´∀`)
落ちついた年代の女性3人の演者ってことで、品良く美しくってトコロをめざしたノダ。箏の弦からの発想で、細い罫線を多用したノダ。ポートレイトは楽器といっしょにおさまったモノでそろえでござい。
まばゆい:わかものたち
締めくくり4本目は、12/25、京都の能楽堂嘉祥閣で「まばゆい:わかものたち」。
「邦楽と能楽の宴」と出演者と演目の一部が重なるノダけど、黒紋付ポートレイト勢ぞろいを生かした「邦楽と能楽の宴」に対して、こちらは公演タイトル「まばゆい」に全面的にひっぱってもらったデザインに。光の粒をキラキラさせてるノダ。公演日がクリスマスってことで、クリスマス・コンサートっぽい色を交えてござい。
[補遺]はじめての講談 神田山緑(2021年)
こちらはSNSにのっけたまま、サイトでしょーかいしそびれてしもーた<(_ _)> きょねんの清明の会「はじめての講談 神田山緑」。楠木正成を祀る湊川神社で楠公さんにちなむ演目のほか、怪談師でもある山緑さんが、神戸に住んでいたことがあるへるんさん(小泉八雲、ラフカディオ・ハーン)でおなじみの「耳なし芳一」を演じて、へるんさん曽孫の小泉凡さんと対談もしちゃうとゆー、この土地ならではの企画だったノダ♪
これもポートレイト中心でデザイン考えたニャ。「日本の伝統芸」シリーズとは逆に、このときは能楽堂公演を前に出して、能舞台の鏡板の松を背にした写真で。初心者向けの公演ってコトで、見出し書体を肩のこらない感じのモノに(筑紫ANC丸ゴ、ヨタG)。お名前が山緑さんだから、配色はそこから(=´艸`) ウラ面のポートレイトの着物の色も緑でまとまってるんで、ベタだけど適切な組み合わせじゃなかろかと。
ほかにもあるノダ、2019年の年賀状
きのうのっけたじぶんの年賀状のデザインのほかにも、SNS用に年賀状代わりのヘッダー画像もいくつかやってるノダ。
おもにFacebookページ用の画像でごしょーかい。だいぶ上寄りのレイアウトになってるのは、PCやらスマートフォンやら、いろんなデヴァイスでの表示を考えてのコトでござい。Facebookページへの投稿を以下埋め込んでるけど、左右が画面に収まらないカモしれんので、それぞれのFacebookページでじっさいの表示も見てやってちょ。
まずは、主催事業のチラシや会報のデザインをかれこれ10年以上やってる山陰日本アイルランド協会。協会ストックの風景写真に、”Happy new year”を英語とゲール語で添えるのが恒例ナノダ。
お次は、常任理事をやってる八雲会。山陰日本アイルランド協会ともども毎年の恒例ナノダ。ことし2019年は小泉八雲渡米150年のお知らせしてるノダ。滞米約20年間のへるんさんの写真4枚ならび。渡米120年記念事業のナニかのデザインに使えないかニャ〜?
もーいっちょ、ことし初めてやったのが小泉八雲記念館。2017年の茂山千五郎家狂言アイルランド公演のポスターやチラシで活躍してもろた、狂言図柄の小封筒の写真で。新年にふさわしい「三番叟」も描かれてるノダ。
小泉八雲記念館のはInstagram用もごしょーかい。横置きの写真を思いっきり傾けて縦置きの画像に。Instagramだとスマートフォンで見るヒトがほとんどだから、縦長の画面でなるべくおっきく表示できる縦横比にしたノダ。
「落語de怪談ナイト」の延期と「第1回凜の会」の中止
颱風でてんやわんやした週末から1週間たったニャ。先週はタヌぼーに関係あるトコでも影響があって、チラシとポスターをデザインした10月6日(土)小泉八雲記念館での「落語de怪談ナイト」が、11月30日(金)にのびたノダ。チケットは完売してるけど、払い戻しが出るカモしれんから、延期した日に行ってみたいヒトは記念館にキャンセル待ちの予約しとくとエエニャ。
企画展「八雲が愛した日本の美:彫刻家 荒川亀斎と小泉八雲」会期中のイベント – 企画展・イベント – 小泉八雲記念館 | Lafcadio Hearn Memorial Museum
島根県松江市・小泉八雲旧居西隣。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)という多面的な作家を知る基本情報を遺愛品の展示と解説を通して紹介するとともに、八雲ゆかりの世界各地と情報共有を行い発信します。
ヒサビサに颱風のない週末が来たと思ったら、こんどは颱風とはかんけーない理由での中止が発生したノダ。10月14日(日)神戸で開催予定だった日本文化能楽舎の「第1回凜の会」が「出演者の都合」ってコトで中止になっちゃったノダ(ノ_・、)
当日は、公演パンフレットやら次回の主催事業のチラシやら、新たにデザインしたモノいろいろ配られるハズだったけど、出回るのは11月以降になりそーナノダ。
お知らせ
平成30年10月14日(日)に公演を予定しておりました、「第1回 凜の会」につきまして、出演者の都合により急遽公演を中止させていただくこととなりました。 ご来場を楽しみにされていたお客様には、大変ご迷惑をお掛け致しますこと、深くお詫び申し上げます。 何卒ご容赦賜りますようお願い致します。 尚、代替公演の予定はございませんのでご了承ください。 …
マボロシになってもーたけど、お蔵入りになったチケットのデザインをば↓
神戸で日本文化能楽舎設立記念の会…第1回凜の会
1年前に美保神社で開催、はじめてチラシとチケットのデザインを担当した「美保関宴能」はあいにく今年はないノダけど、このときお世話になった神戸の久保信一朗さん(観世流シテ方)、松本理恵さんとのご縁で、今年設立ほやほやの一般社団法人日本文化能楽舎の印刷物のデザインをはじめたノダ。さいしょに世に出たのが、湊川神社神能殿での催し「第1回凜の会」のチラシとチケットでござい♪
法人設立記念に加えて、ご当地版“明治150年”っちゅーべき「兵庫県政150周年記念」「湊川神社創始御沙汰150年記念奉祝」の冠のっけて、ご当地ものの脇能「高砂」を上演ってことで、お祝いムードたっぷり。「高砂」の相生の松にちなんで、写真とイラストで松に活躍してもろてるノダ。
公演情報 ↓ チケット発売ちゅーでござい。
第1回 凛の会
日時:平成30年10月14日(日)13時(開場12時) 場所:湊川神社 神能殿 【第1部】 坂井 孝 能面展と講演 【第2部】 雅楽 雅楽 浦安の舞 雅楽 越殿楽 【第3部】 能楽 独吟 奏上謡 使命 能 高砂
Behanceにものっけたノダ ↓
Lin no Kai 凜の会
凜の会2018年-主催:一般社団法人日本文化能楽舎デザイン:石川陽春Lin no Kai (Nohgaku & Japanese traditonal cultural events)2018-client: Nihon Bunka Nohgakusyadesign: ISHIKAWA Kiyoharu
茂山千五郎家狂言アイルランド公演の事業報告書
2017年7月の茂山千五郎家狂言アイルランド公演の事業報告書ナノダ。関係機関にゃさきにPDFファイルで納めてたのを、年度末に少しだけ印刷・製本したノダ。
PDFファイルのダウンロードも公演サイトできるよーになったノダ。3都市での公演や訪問先でのよーす、イェイツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)原作の新作狂言の解説などなど、写真いっぱいで20頁におさまってるノダ。見てやっておくれやす(=´∀`)
Report of Activities (Japanese)
PDF file (4.4MB)
Behanceにゃアイルランド公演と凱旋松江公演でデザインしたものをまとめてしょーかいしてるノダ ↓
Shigeyama Sengoro Kyogen in Ireland 茂山千五郎家狂言アイルランド公演
茂山千五郎家狂言アイルランド公演:アイルランドと日本の邂逅-W.B.イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言2017年主催:アイルランド・日本外交関係樹立60周年記念事業 茂山千五郎家狂言アイルランド公演実行委員会ほかデザイン:石川陽春Ireland Meets Japan-W. B. Yeats, Lafcadio Hearn and Kyogen: Shigeyama Sengoro Kyogen in Ireland2017client: Organizer:Project Team f…
山陰日本アイルランド協会の会報『Cairdeas(コージャス)』第23号、デザインだけじゃなく取材、執筆、写真撮影も
山陰日本アイルランド協会の会報『Cairdeas(コージャス)』第23号がでけたノダ。デザイン担当して10年。今回はその上にきょねん11月の「W.B.イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言」松江公演での茂山千五郎さんインタビューの聞き手(のひとり)と公演リポート「へるんさんのおとぎ話が狂言になった」、写真撮影、それと編集長じゃないのに編集後記まで(^_^; やってるノダ♪
山陰日本アイルランド協会のサイトに目次がのってるノダ↓
コージャス 第23号 | 山陰日本アイルランド協会 – Sanin Japan-Ireland Association
会報は会員に郵送で届く以外は、協会の催し物会場で配るくらいだと思うんで、読みたいヒトはゼヒ入会してやってちょ<(_ _)> 誌面のフォーマットはカッチリ決めつつ、記事ごとに書体や配色をガラリと変えてるし、今回の千五郎さんみたいに有名なヒトのインタビューや寄稿がのることもあるんで、年刊10頁くらいでも見ごたえ読みごたえはたっぷりナノダ。会報目当てに入会してもモトは取れるかと( ・∀・)エッヘン
Behanceにゃデザインした10年分の表紙をしょーかい↓
Cairdeas コージャス
『Cairdeas(コージャス)』2008年-発行:山陰日本アイルランド協会デザイン:石川陽春印刷:有限会社高浜印刷Cairdeas: The Bulletin of the Sanin Japan-Ireland Association2008-publisher: Sanin Japan-Ireland Associationdesign: ISHIKAWA Kiyoharuprinting: Takahama Printing Co.,Ltd.