プロテスタントの教会堂の献堂を記念するコンサートの開催を知らせる広告です.単純な面と細い線のみで構成した自作の(滅多に描かない……というか描けない[汗])イラストレイションで,真新しい教会堂の建物を表現しました.
イラストレイションに対応して,使用書体もほとんどが,本文組に適した細いウェイトのものです.一方で,近作の「どこでもバスブック」シリーズや「春の夜の夢」で用いた,ゴシック体の漢字に明朝体の仮名の組み合わせによる華やかなタイポグラフィを採り入れて,ささやかながら祝祭の雰囲気を盛り込んでいます.
基調色の赤色は,教会堂の屋根の色をもとにしました.