2019年、あけましておめっとさん

2019年の年賀状

あけましておめっとさん(*´∀`*)ノ 
じつはネットから遠ざかり気味の今日コノゴロナノダけど、新年のごあいさつ兼ねて生存報告(^_^;)

2019年の年賀状は、おめでたい狂言「末広かり」で大事な役割を果たす囃子物「かさをさすなる春日山…」の登場でござい。きょねんは奈良の春日山のふもとに出かけて、創建1250年をお祝いしてた春日大社や、再建ほやほや興福寺の中金堂をおがんだノダ。その思い出に、奈良つながりの詞章を、社殿やお堂をいろどる朱色とともに♪

使用書体はぜんぶ2018年リリースの新書体。「さくらぎ蛍雪」は前からある書体だけど、きょねんモリサワパスポート入りしたノダ。

約300年ぶりの再建ほやほや、興福寺の中金堂
春日大社は原始林の中にあるノダ

てなワケで、本年もよろしゅおねがいしますノダ<(_ _)>

今年の年始の御挨拶は「十二月往来」

Facebook用にデザインした年賀状

Facebookのヘッダー画像として使うためにデザインした年賀状の画像です。私の年賀状には、謡曲や俳句、和歌などの一節を載せることが多いのですが、今回はこれ。

元日にNHK-FMの『新春謡曲狂言』で金春流番囃子(謡曲に囃子がついた演奏形態)「翁(おきな)」が「十二月往来(じゅうにつきおうらい)」の小書き(特殊演出)付きで放送していたので、その詞章を使ってみました。この小書きが付くと、翁が1人ではなく3人登場して、月々の風物のかけあいで謡うのです。以前、TVで見たことがあり、その風情がよかったものですから、懐かしく思い出しながら聴いていました。画像では3月までを引用していますが、この調子で12月まで続きます。「翁 十二月往来」は、春日大社で5月に行われる薪御能の咒師走り(しゅしはしり)の儀などで舞われるそうなので、1度は奈良まで見に行きたいと思っています。

さて、元日より各方面により年賀状をいただきましてありがとうございます。このデザインに手を加えて、追ってお返事をさしあげますので、どうか気長にお待ちください。