島根大学図書館蔵書リユース市の収穫
昨日の話なんですがね,予告通り「第3回島根大学図書館蔵書リユース市」に行ってきたですだ.大学の近くで仕事があったんで,その前にちょこっと.
仕事で一緒になるO洲の若旦那(ワタクシが命名したわけじゃないよ)が先に着いてて,個人的にオイシイ本の大半まで先を越されました(グスン).杉浦康平+鈴木一誌のブック・デザインによる『セリーヌ全集』(国書刊行会,1978-)に,JTB発行時代末期の『旅』(2003ごろ)のバックナンバーに,小学館の『日本語大辞典』に…….赤の他人ならいざ知らず,思わぬトコに伏兵はいるもんで.
結局,ワタクシの収穫は2冊.まず,400pp.フルカラーの文字組で見せる年表,松岡正剛監修『情報の歴史』(NTT出版,1990).ブック・デザインは杉浦の系譜に連なる戸田ツトム.ザンネンながらカヴァーを欠いてますが.
もう1冊は,小田橋弘之編著『君が代は微風(そよかぜ)にのって』(晩聲舎,1983)こちらのブック・デザインは杉浦康平+鈴木一誌.雑誌『噂の眞相』で杉浦が手がけた黄色表紙を連想させる色遣い.見返し,扉も黄色の紙,そこに赤のインクで刷ってあります.
カウンターじゃ,たくさん本を買って自分で持ち帰れない人のために,着払いでの郵送の対応もしてましたニャ.なかなか備えよろしおす.
それにしてもいろんな人に会うもんで,O洲の若旦那が誘った佐陀神社の近くの木工職人に,現在大学院生の不昧流茶人が初対面で意気投合して,大山山麓野点計画が動き出すわ,大学非常勤講師の姐御(誰?)にゃ,いきなり「ありがとう」って言われて,ナニゴトかと思うたら,タヌキにゅーすでリユース市を知ったとの仰せこれあり(実は意外と読まれてる? タヌキにゅーす).